こんにちは、代表のみでっとです。
本日は活用記事の第1稿として、先日勉強会でシェアした、LINEメッセージをPythonで送る方法について、紹介したいと思います!
普段投稿させていただいている基礎理解に重きを置いた記事とは異なり、実践的な内容となりますので、
- 基礎的な内容だけじゃなくて実践的なプログラミングを学びたい!
- 実際Pythonでできることのイメージを掴みたい!
- これまで勉強してきた内容を活かして、実際に使えるプログラミングを書けるようになりたい!
と考えている方に特におススメです!
なお、活用記事では上記のような考えを持っていらっしゃる初心者の方や、ある程度自力でコーディングができる中級者以上の方に向けた記事を執筆予定となっています!
それでは、前置きが長くなってましたが説明をしていきます(^▽^)/
※トプ画は「もじまる」様のサイトにて作成いたしました。なお、会話の内容、人物は全てはフィクションです。
目次
実際にLINEを送ってみよう!
全体像が掴めていた方が理解しやすいと思うので、まず初めに今回説明していくコードと、実際に送ったときにどのようにメッセージが送られるのかをか見ていただきたいと思います!
※注意
以下のコードを直接Google Colaboratory等に張り付けても動作しませんので、ご注意ください。
アクセストークンと呼ばれるものを取得し、コードに組み込まないと動きません。(これを取得しないと誰のLINEアカウントにメッセージを送ればいいかの指示ができないので、エラーとなってしまいます…。)
実際のコード
#LINE通知プログラム
import requests
message="ありがたき幸せ...!"
image="cafe.jpg"
sticker_package_id=2
sticker_id=171
url = "https://notify-api.line.me/api/notify"
payload = {"message": message, "stickerPackageId": sticker_package_id, "stickerId": sticker_id, }
headers = {"Authorization": "Bearer " + "k0ojnnJIVe1Slr0o21uOzU2XlkY1m2ESQlS7OXO8SST"}
if image !=None:
files = {"imageFile": open(image, "rb")}
requests.post(url, headers=headers, params=payload,files=files)
実際の出力
いかがでしょうか?このようにたった数十行のコードを実行させるだけで、LINEでメッセージ、スタンプ、そして画像までも送ることができました!
今は個人にメッセージを送るような設定をしているので、LINE Notifyというアカウントとこちゃをしているイメージだと思っていただけるとわかりやすいかと思います。
ちなみに、LINE Nortifyを任意のグループに追加しグループにメッセージを行うことも可能です!
スタンプ連打100回押して逃げるといったこともできますね。(笑)
サーバーに負荷がかかるので、くれぐれも悪用はしないようにお願いします。
LINEアクセストークンの取得
LINEメッセージをPythonで送るには、まずLINEアクセストークンと呼ばれているそれぞれのラインアカウントを識別するための文字列を取得する必要があります。
以下の手順を踏むことで2~3分あれば取得できるので、やってみてください!
①LINE Notifyと友達になる
まずは、LINE Notifyと友達になります。
LINEを開いていただいたのち、公式アカウントのページに進みます。検索タブのところにLINE Notifyと打ち込んでいただくと、LINE Notifyの公式アカウントが出てくるので友達追加を押して、LINE Notifyと友達になってあげてください。
問題なくできましたか?無事に第一ステップ完了です!
②LINE NotifyのHPにアクセス
次に、下記サイトにアクセスします。
https://notify-bot.line.me/ja/
すると、次のような画面が出てくるかと思います。
この画面が表示されていたら右上のログインボタンを押し、各々のラインアカウントに紐づけてあるメールアドレスとパスワードでログインを行ってください!
ログイン後、ログインの部分がそれぞれにアカウント名になっているはずなので、クリックしてマイページに移動してください。
③アクセストークンの発行
マイページを下までスクロールすると、以下の表示が見つかります。
「トークンを発行する」をクリックし、「1:1でLINE Notifyから通知を受け取る」をクリックしてください。(今回の場合は、LINE Nortifyと個別チャットを行うことを想定しています)
その後、トークン名(なんでも可、その名前でLINE Notifyから通知が送られてきます;今回の場合はPython)を設定し、下の「発行する」ボタンを押してください。
すると、以下のようなページが表示されます。
この赤で書かれている文字列が、あなた専用のLINEアクセストークンになります!画像中の注意書きにもあるように、このページから移動すると発行されたトークンはセキュリティ上の関係で二度と表示されませんのでご注意ください。
もし間違えて移動してしまった場合でも、②の冒頭からトークンの発行を再度行えば大丈夫なので、安心してください(笑)
ちなみにこのアクセストークンを他人に知られてしまうと、実質乗っ取られたような状態になり危険なので十分注意しましょう。
次回予告
いかがでしたでしょうか?無事にアクセストークンを発行できましたか?
分量が多くなってきたのと区切りが良いので今回はここまでにして、次回後編でコードの詳しい解説を行っていく予定ですので、しばしお待ちください。
ではまた!