【Python初心者】算術演算子

ご覧いただきありがとうございます。

この記事は、算術演算子について優しく解説しています。

Python初心者の方はぜひご覧ください。

それでは早速学習を進めていきましょう。

Google Colaboratoryを開いて準備してください。

Google Colaboratoryをインストールしていない方は、下記の記事を参考にインストールしましょう。

Google ColaboratoryでPythonを始めよう!

 

算術演算子

4 + 4
4 - 4
4 * 4
4 / 4
5 // 4
7 % 4
3 ** 3

まずこれらのコードを見て、何が行われているのか考えてみてください。

もうこれまで学習してきたみなさんなら分かると思います。

そうです、計算です。

数字と数字の間に記号が入力されていますが、上のコードに挙げた記号はすべて演算子オペレータ)といいます。

Pythonでは、この演算子は、コンピュータにさせたい操作によっていくつかの種類に分けられています。

上のコードでは、すべてコンピュータに計算させるための演算子なので、これらは算術演算子と言います。

それでは上に挙げた算術演算子を詳しく見ていきましょう。

加減積除の演算子

加減積除はみなさんすでに記憶しているかもしれません。

4 + 4
5 - 4
4 * 4
4 / 4

上のコードでは、上から順番に、

・加算(足し算)

・減算(引き算)

・積算(かけ算)

・除算(割り算)

を示しています。

加算と減算に関しては、みなさんお馴染みの「+」と「-」の//記号を使用するのでイメージしやすいですね。

一方で、積算と除算に関しては、「*」と「/」を使用するので覚えておく必要がありますね。

ここまではこの場で暗記してしまいたいですね。

累乗の演算子

累乗とは何かと思われる方がいるかもしれません。

2²とか、3³とか、みたことないですかね。

2²は、2×2のような感じで右上に書いてある数字の数だけ2をかける。

3³は、3×3×3のような感じで右上に書いてある数字の数だけ3をかける。

Pythonでは、

①まずかけられる数(大きい数字)を入力

②次に「**」と入力

③最後にかけたい数の数字(右上の小さい数字)を入力

でコンピュータに累乗で計算させることが可能です。

さきほども記しましたが、次のようなコードのことです。

このコードでは、100³(100×100×100)を示しています。

100 ** 3

剰余の演算子

剰余とは、割り算したときの余りのことを指します。

例えば、5を3で割ったら、1あまり2じゃないですか?

Pythonでは、5と3の間に剰余の演算子を入力すれば、余りの2だけ出力されるということです。

剰余の演算子は、「%」です。

実際にコードで示すとこんな感じです。

5 % 3

これを出力すると、余りの2が出力されるのでやってみてください。

 

除算の商だけ出力させる演算子

上の算術演算子では、余りだけ出力されるといったことでした。

じゃあ余りじゃなくて商はどうすれば出力されるのかについては、算術演算子として「//」記号を使用しましょう。

余りと商のどちらを出力させたいかで、使用する算術演算子も異なります。

しっかりと区別しておきたいところですね。

 

ねえねえ、「/」も割り算の結果を示すって学習したけど、何がちがうの?っていう質問が来そうなので説明をしておくと、

ズバリ、商が割り切れなかった場合、小数点以下の数字も出力されるということです。

例えば、5を3で割ると、1.6666666…のようになりますね。

「/」の記号を使用すれば、上のように1.6666666…と出力されます。

一方で、「//」の記号を使用すれば、1.6666の中で、1だけ、

すなわち、小数点以下の数字は無視されて出力されます。

 

被演算子

ここでは、用語の学習です。

ここまで、演算子について学習してきました。

被演算子とは、演算子の前後に記される値(今回では数字)のことを指します。

プログラミングの説明で使用される「式」という言葉は、

「被演算子」 「演算子」 「被演算子」

のように、示されるコードのことを表しています。

これまで学習してきたコードはすべて2つの被演算子と1つの演算子によって構成された式についての学習であったといえます。

演算子の優先順位

4 + 3 * 2
(4 + 3) * 2

上のコードでは、何が違うか分かりますか?

答えは、計算される順番が違うことで、出力される結果も異なるということです。

上のコードでは、どういう順番で計算されるか分かりますか?

4+3*2の場合は、

①3*2

②4+6(①で計算された答え)

で出力されるのは、10という値です。

一方で、(4+3)*2の場合は、

①4+3

②7(①で計算された答え)*2

で出力される答えは14です。

計算される順番が違うと出力される答えも違います。

Pythonでは、算術演算子の種類によってコンピュータが計算する優先順位が異なります。

一番高い優先順位の演算子から順番に並べていきます。

・カッコ「()」(Parentheses

・累乗「**」(Exponents)

・かけ算「*」(Multiplication)

・割り算「/」(Division)

・足し算「+」(Addition)

・引き算「-」(Subtraction)

となります。

コンピュータは優先順位の高い演算子の数式から順番に評価していきます。

優先順位の覚え方は、

左から優先度が高いということで、

Please Excuse My Dear Aunt Sally?

なんていう覚え方があるのでぜひ活用してみてください。

まとめ

今回は、算術演算子について学習しました。

これから先の学習でもどんどん登場するものなので覚えてしまいましょう。

それでは、次の問題に取り組んで理解度を確認しましょう。

・今回学習した算術演算子を全て挙げて、その意味も答えてください。

・算術演算子の優先順位を優先度が高いものから順に答えてください。

分からなかったら、何度も復習しましょう。

GitHubでの閲覧方法は次の記事を参考にしてください。

【プログラミング初心者向け】GitHubって何?

30秒クッキング~一瞬でPythonを始める裏技~

それではまた次回お会いしましょう。

おぎー

“【Python初心者】算術演算子” への3件の返信

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