ご覧いただきありがとうございます。
この記事は、インデントの重要性・キーワード・データ型について優しく解説しています。
Python初心者の方はぜひご覧ください。
それでは早速学習を進めていきましょう。
それでは早速内容に入っていくのでGoogle Colaboratoryを開きましょう!
まだ導入していない方はこちらの記事からインストールしましょう!
目次
インデントの重要性
まず下のコードを見比べてみてください。
for i in range(100): print("北斗百裂拳")
for i in range(100):
print("北斗百裂拳")
何が違うでしょうか?分かりましたか?
答えは、2行目の「print(“北斗百裂拳”)」を書き始める位置です。
スペース(空白)を入れて文頭を右側にずらすことをインデントといいます。
上の2行目のコードは、「p」の位置が改行してから半角英数で2つ分のスペースが空けられている、すなわちインデントされたコードです。
一方で下の2行目のコードは、「p」の位置が改行してすぐのところにある、すなわちインデントされていないコードです。
この段落のタイトルにインデントの重要性と書いてあるように、このようなコードを出力するためには、インデントを用いなければいけません。
インデントは、Pythonを使用しているコンピュータにコードブロック(コードのまとまり)の開始と終了を認識させるために用います。
いまおぎーはこのようなコードと言いましたが、どのようなコードのことを言うのかいまいちピンとこないと思います。
そのことについて次の段落で説明します。
キーワード
はい、続いてはキーワードについて学習しましょう。
さきほどインデントの学習をしましたが、その際の例として出したコードは下のようなコードでした。
for i in range(100):
print("北斗百裂拳")
このコードの1行目の最初に書かれている「for」はキーワードと呼ばれるものです。
みなさんこのコードをGoogle Colaboratoryで出力してみてください。
おそらく北斗百裂拳が100回表示されたのではないでしょうか。
恐ろしいですね。
このコードの詳しい解説は省きますが、とりあえず「for」はコードを繰り返し実行したいときに用いる単語です。
このように特別な意味を持つ単語をキーワードと言います。
今後学んでいく内容では、様々なキーワードを学んでいきますので、単語の意味をぜひ覚えておいてください。
データ型
何の脈絡もなく登場させてしまいましたが、この段落ではデータ型というものについて学習します。
データ型って言われて何をイメージしますか?
データの種類とかデータの当てはまるパターンとかそういう感じのイメージでまずはいいと思います。
Pythonでは、データを性質でグループごとに分けますが、その分けられたものをデータ型と言われています。
データ型については、次の話の中で詳しく学習していきましょう。
オブジェクト
私たちはこれまでの学習でコードを入力するとき、どのような文字を入力してきたでしょうか。
数字(整数)、小文字の英語、日本語の文字列などですよね。
これらはすべてオブジェクトと呼ばれ、値としてコンピュータに認識されます。今後学習を進めていくと、さらにオブジェクトの種類が増えていきます。
そして、オブジェクトには、「同一性」、「データ型」、「値」という3つの要素が存在するので記憶しておきましょう。それぞれについて簡単に説明します。
同一性
オブジェクトは、コンピュータのメモリに作成していきますが、その住所がどこであるかを示したものが同一性です。同一性は、どの住所にオブジェクトが保存されるのかが決まれば、そこから変化することはありません。
データ型
オブジェクトのデータ型は、さきほども説明したように、データの性質で分類したものです。データ型もコンピュータの住所が定まれば、同一性と同様に変化することはありません。
値
オブジェクトの値とは、オブジェクトが表すデータそのものです。”こんにちは”の値は「こんにちは」ですし、100という数値の値は「100」ということになります。
次はここまでの説明を踏まえ、具体的にオブジェクトのデータ型を示していきます。
str(string)型
“こんにちは”というオブジェクトは、str(string)型というデータ型に分類されます。さきほども説明しましたが、”こんにちは”の値は「こんにちは」となります。すでに何度か説明の中で登場していますが、このstr型のオブジェクトを文字列といいます。文字列は、1文字以上の文字の羅列を指し、クォートで囲まれます。
もうみなさんは学習を進めていく中で、すでに文字列を出力するときは(”)の記号で囲んでましたよね。
# 出力したい文字列はクォートで囲む
"こんにちは"
すでに分かっていることだと思いますが、文字列は文章を表現するために使用されます。
int(integer)型・float型
ここでは数値のオブジェクトのデータ型について説明します。
すべての整数はint(integer)型に分類されます。
小数はfloat型に分類されます。float型オブジェクトは浮動小数点数と言われていますので、今後の説明で登場する可能性があるので覚えておきましょう。
bool型
ブール値のオブジェクトは、bool型というものに分類されます。
ブール値とは、真(True)か偽(False)かの2種類のみの値です。
今後の学習で必要な場面が来るので覚えておきましょう。
NoneType型
これまでオブジェクトには値が存在することが前提で、どのデータ型に分類できるのかを説明してきましたが、このNoneType型は、オブジェクトには値が存在しませんといった意味を表します。したがって、値が存在しないことを示すために、Noneと表現されます。
まとめ問題
用語の学習って面白味がないですよね。でも今後の学習で面白味がより高まるように今基礎的なことをインプットする必要があると思っています。
それでは、最後にこれまでの説明がインプットされているか問題に取り組みましょう。
・コードを入力するときにインデントを使用するときは、コンピュータに何を認識させたいときですか?
・オブジェクトのデータ型を全て挙げてください。
分からなかったら記事を繰り返し読んでみてください。それでもよくわからなかった場合は、気軽に問い合わせしてください!
GitHubでの閲覧方法は次の記事を参考にしてください。
それではまた次回お会いしましょう。
おぎー
“【Python初心者】インデントの重要性・キーワード・データ型” への3件の返信