Visual Studio Code でPythonを動かしてみよう!

こんにちは!

今回は題名の通り、Visual Studio Code を使ってPythonのプログラミングを行う環境のセットアップ方式について説明したいと思います!

Visual Studio Code とは?

そもそも、Visual Studio Code(以下VS Code)ってなんでしょうか。

VS Codeとは、Microsoft社が開発した「ソースコードエディタ」と呼ばれるもので、簡単に言うとそのソフトを使ってプログラミングをすることができるというものです。

Pythonでプログラミングするために、「Anaconda3」や「Google Colaboratory」を用いたと思いますが、それと同じようなことをVS Codeでやってみようじゃないか!ということです。

え、Anaconda3やGoogle Colaboratoryが使えるんだったらいらなくない?

と、思ったそこのあなた、、、その通りです。

しかし、VS Codeを使うことでこんな感じのオシャレな画面でプログラミングすることができます!!

なんだか、ワクワクしますね!僕だけでしょうか。。笑

(オシャレなだけじゃなく便利な機能がたくさんあります。)

Anacondaの設定

VS CodeでPythonを使うにはAnaconda3が必要になります。

他の記事で詳細はご説明していますが、簡単にインストール方法から進めていきたいと思います!

Anaconda3をインストールしよう!

 

Anaconda3のインストール

Anacondaのページから今回はWindows向けのモジュールをインストールします。

Productsから今回はIndividual Editionを選択します。

Downloadをクリック。

今回はWindowsの動作環境を想定しているので、Windows 64bit版もしくは32bit版をインストールしてください。

パソコンのスペックによりますが、最近のパソコンであれば64bit版で大丈夫です。

インストーラーの内容はほとんどNext、I AgreeでOKですが、Advanced Options画面では、コマンドプロンプトでも使えるように

「Add Anaconda3 to my PATH environment variable」にチェックを入れておきましょう。

チェックをしたらInstallを押しください。そのあとはNextで大丈夫です。

動作確認

Windows左下のスタートメニューもしくは検索ツールに「Anaconda」と入力して、「Anaconda Prompt」を起動します。

Anaconda Promptで以下のようにコードを打ち込み、バージョン番号が帰ってきたら大丈夫です。

conda -V
python -V

僕の場合は、それぞれ

conda 4. 8. 3
Python 3. 7. 7

とバージョン情報が返ってきました!

仮想環境の作成

ここでは仮想環境を作成します。デフォルト(初期設定)ではすでに便利なライブラリが入っている「base」環境がありますので、base環境をコピーした環境を作成します。

Anaconda Promptに以下のコードを書いてください。

conda create -n py37 --clone base

もしbase環境ではなく、自分の好きなライブラリを追加していきたい場合は以下のように書いて新環境を作成します。

conda create -n py37 python=3.7

時間が少しかかります、、、、。

できたでしょうか。作成した環境は以下のコマンドで確認します。

conda info -e

すると、現在の環境の方に*印が付いていることが分かります。baseの方に*が付いていればOKです。

C:インストールしたファイルの名前>conda info -e
# conda environments:
#
base   * C:インストールしたファイルの名前\Anaconda3
py37    C:インストールしたファイルの名前\envs\py37

もし環境を切り替えたい場合には以下のコードを打ち込みます。(今は変える必要はありません。)

conda activate py37

実行すると、以下のように環境名が頭に付きます。

(py37) C:インストールしたファイルの名前>

py37に新しいライブラリを追加する場合には以下のコードを打ち込みます。

conda search ライブラリー名

conda install ライブラリー名

もし環境から抜けたい場合には、conda deactivateと打ち込みます。

VS Code で環境設定

VS Codeのインストール

VS Codeのページから「今すぐ無料でダウンロード」を選択します。

Windows版をインストールします。

使用許諾契約書を読んで「同意する」にチェックし、「次へ」をクリックします。

デフォルトでは「PATHへの追加」のみチェックが付いていますが、今後のために四つともチェックをつけておいて損はないです。

デスクトップに追加したい場合は一番上にチェックを入れてください。

チェックを入れたら「次へ」をクリックします。

インストールします。

この画面が出てインストール完了です!!簡単でしたね!!

VS Codeの設定

スタートメニューから、もしくは先ほどデスクトップに追加した方はデスクトップからVisual Studio Codeを起動してください。

こんな感じの画面がでたでしょうか。
ちなみにこれは「日本語」「High Contrast」の設定にした画面です!

表示を日本語する

もしVS Codeの画面を日本語設定にしたい場合は以下のようにします。

  1. VS Code左上の「View」を選択。
  2. 一番上に出てくる「Command Palette」を選択。
  3. 「Configure Display Language」を選択。
  4. 「Install additional Language」を選択。
  5. すると左に言語拡張が表示されるので、「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を探して「install」を選択。
  6. インストールされたら右下にポップアップが出てくるので「Yes」を押してVS Codeを再起動する。

以上です!!次の動画で動作をしています。

できたでしょうか?

背景を自分好みに装飾する

続いては背景の設定方法です!かっこいい画面でプログラミングを行うには欠かせない要素です、、!!

  1. 左上の「ファイル」を選択。
  2. 「ユーザー設定」を選択。
  3. 「配色のテーマ」を選択。
  4. ↑キーもしくは↓でプレビューしながら好みの背景に設定する。
  5. ”鑑賞する。”

以上です!!こちらも以下の動画で説明しています!

Pythonを使えるようにする

皆さんがVS Codeを好みにアレンジしたところで本題に入ります!少し回り道してしまいましたが、、。

ここから実際にVS CodeでPythonを使えるようにしていきます!

まずPythonを使うにはPython拡張を入れる必要があります。

VS Codeを起動したら、以下の写真の通り左の「ツールバー」の「拡張ボタン」をクリックして、「Python」と検索し、Python拡張(Python extension for Visual Studio Code)をインストールします。

PATHを設定するために左下の歯車マークから「設定」を開き、検索キーに「python.pythonpath」と入力します。

入れるのはAnacondaでconda info -eと入力した際に返ってきたものに\python.exeを追加したものです。

続いて、検索キーに「python.condapath」と入力し以下のように入力します。

Windowsのスタートメニューに「conda.exe」を入力して検索し、「ファイルの場所を開く」で開いたフォルダを参考に入力します。

続いて設定の横をダブルクリックして、新しいタブを開きます。

タブを作成したらhello.pyと打ち込んで「Ctrl + S」(保存コマンド)でファイルを保存してください。

ここまで来たら保存!

ファイルを保存したら、左上の「ファイル」から、「フォルダーを開く」を選択し、.pyファイルを保存したフォルダを選択します。

フォルダを選択したら左側に画面の左側に先ほど保存した.pyファイルが表れていると思います。

そしたら、先ほど一番上に書いたhello.pyの文字を消して、print("Hello World!!")やら色々文字を打ち込んで、「Ctrl + Sift + B」を実行すると、以下のように注意がでます。

「実行するビルドがありません。ビルドタスクを構成する。」をクリック。

「テンプレートからtasks.jsonを生成」をクリックし、次に「Others」をクリック。すると「tasks.json」が開きます。

「tasks.json」が開いたら、そこに以下のようにコードを打ち込みます。打ち込んだら、「Ctrl + S」で保存してください。

{
    // See https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=733558
    // for the documentation about the tasks.json format
    "version": "2.0.0",
    "tasks": [
        {
            "label": "python build",
            "type": "shell",
            "command": "${config:python.pythonPath}",
            "args": ["${file}"],
            "group": {
                "kind": "build",
                "isDefault": true
            }
        }
    ]
}

これで環境設定は完了です!!

先ほど書いた「hello.py」のタブに戻って、「Ctrl + Sift + B」(ビルドタスク実行コマンド)を実行すると、なんと下のターミナル画面に実行結果が返されます!やりましたね!

画面下のターミナルに実行結果が反映されています!やりました!!

おわりに

以上でVisual Studio CodeでPythonを動かしてみよう!を終了します。

VS Codeにはほかにも便利な機能がいっぱいあるので色々試してみてください!
オシャレで楽しいプログラミング生活を!

また次の記事で会いましょう!!

 

ENHANCER Peng

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。